当院について

ご挨拶

腎不全治療を通じて地域に貢献という誓いのもと、呉に6床の博愛クリニックが生まれたのが昭和48年8月。
半世紀にわたり、スマイルグループは透析医療を中心としながら地域の皆様に寄り添ってきました。
さらに、平成18年4月に「クレア焼山クリニック」を、平成23年4月に「広島ベイクリニック」を開院しました。
そして、これからもずっと、博愛クリニック、クレア焼山クリニック、広島ベイクリニックは医療を通じて地域に貢献していきます。
そのため、私たちは 「S・M・Ⅰ・L・E スマイルの心」と「質の高い高度な医療」により皆様をサポートさせていただくことで皆様を応援します。

医療法人社団スマイル 理事長 兼 
博愛クリニック 院長 髙杉 啓一郎

理念

スマイルの心

  • Science科学の心で
  • Medicine医学・癒し
    の心で
  • Intelligence知性を高めて
  • Life生活を支え
  • Enjoy楽しんで
    いただくため

皆さんを応援します

- クリニックの理念 -

腎不全治療を通じて地域に貢献するスマイルが
わたしたちの誓いです

- 基本方針 -

私たちは心の通い合うやさしい医療をめざします
私たちは安心・安全で質の高い医療を提供します
私たちは患者さんのプライバシーを守り
権利を尊重します

沿革

昭和48年8月 博愛クリニック 開院(透析6床)
昭和49年7月 呉市本通6丁目に博愛病院開設(病床48床, 透析20床)
昭和62年6月 腎友クリニック 開院
平成9年12月 呉市中央2丁目6番13号に新築移転(病床54床, 透析94床)
平成14年4月 医療法人社団スマイル 博愛病院 設立
平成18年4月 医療法人社団スマイル クレア焼山クリニック開院(透析25床・現43床)
平成20年1月 入院廃止に伴い、医療法人社団スマイル 博愛クリニックに 改称(透析82床)
平成23年4月 医療法人社団スマイル 広島ベイクリニック開院(透析34床・現58床)
平成27年8月 博愛クリニックにおいて泌尿器科開設

特徴

博愛クリニックの歴史は、腎不全による透析療法の歴史ともいえます。

透析療法が開始されたのは1960年代

腎不全において透析療法が開始されたのは1960年代。その後、1967年(昭和42年)に透析療法に医療保険が適用されますが当時は患者様の負担もかなり大きく透析装置も不足していた時代でした。
さらに、糖尿病性腎症などの予後不良な疾患者、年齢45歳以上、導入後社会復帰が不能な症例は適応外といった内容でした。透析治療を受けられずに亡くなる腎不全患者は少なくなかったのです。

博愛病院の開院

このような背景の中で、呉共済病院で腎不全治療に尽力していた医師高杉敬久(初代院長)が昭和48年透析治療をメインとしたクリニックを開設したところから博愛クリニックの歴史も始まります。
昭和48年8月に博愛クリニックの創設、昭和49年7月に博愛病院が開院されました。
透析療法が身体障害者福祉法の対象となり、自己負担額に自立支援医療(更生医療)が適用され、患者様の経済的負担が大幅に軽減されました。透析治療が保険適用となり、ようやく誰もが受けられる治療となったすぐの事でした。
とはいえ、当時人工透析は決して確立された治療法ではなく、実績も資料も多くありませんでした。誰も正解を教えてくれない中でのスタートです。透析患者の皆さんと高杉敬久院長(当時)と医療スタッフは、腎不全という病に立ち向かう同志として手を取り合い共に成長してまいりました。さらに、保険適用になったことは透析医療器械の技術の進歩にも繋がりました。また、他の医療機関の方々、大学の方々、その他大勢の方々の協力による多年の研鑽の結果が今の博愛クリニックとなります。

幅広く地域に貢献

その後、移転に伴い病床数は増え、機械化が進みました。開設時とは透析室はすっかり様変わりしました。
また、医療を通じて幅広く地域に貢献するために、クレア焼山クリニック(呉市神山※焼山)を、広島ベイクリニック(広島市安芸区矢野新町)を開院しました。しかしながら、患者様への医療に対する意識は当時と変わっておりません。
その当時から今もなお在院されておられる患者様もいらっしゃいます。その患者様が透析ライフをエンジョイする姿は、新たに治療を開始される患者様に勇気と希望を与えるものになっています。これからも、患者様の生活の質(Quality of Life, QOL)が向上できるよう、支え、支えられて患者様と医師・医療スタッフの二人三脚で、患者様のこれからも歩んでまいります。

病院連携で患者さまをサポートします

呉共済病院・国立呉医療センター・青山病院・広島県立病院・広島市民病院・土谷総合病院・広島日赤病院と密接な病診・病病連携を取っています。また、広島大学病院・岡山大学病院とも強固な連携を維持し、腎臓移植にも積極的に取り組んでいます。

医師紹介

院長 髙杉 啓一郎(たかすぎ けいいちろう)

略歴
2011年:
東邦大学医学部泌尿器科学講座 助教
2013年:
東京蒲田医療センター(旧社会保険蒲田総合病院)泌尿器科部長
2015年:
医療法人社団スマイル 博愛クリニック 院長
2016年:
医療法人社団スマイル 理事長
専門領域
泌尿器科専門医
泌尿器腫瘍・尿路結石・腎臓病・透析
所属学会
日本泌尿器科学会・日本内科学会・日本腎臓学会・日本透析医学会・日本泌尿器内視鏡学会・日本呼吸器学会

ご挨拶

皆さまはじめまして。院長の高杉啓一郎です。
平成27年に地元である呉に戻り、博愛クリニック院長に就任しました。
東京で約10年間、泌尿器科専門医として特定機能病院に勤務し、主に泌尿器がん・腎尿路結石・尿路感染症などを治療してきました。さらに泌尿器外科として腹腔鏡下手術・内視鏡手術を中心に執刀し、泌尿器内視鏡技術認定も受けております。
博愛クリニックはご存じの通り、この呉で昭和48年に腎不全治療と透析医療の専門として開院して以来、皆様の健康に貢献できるように寄り添ってきました。また、さらに幅広い地域の皆様の健康に貢献できるようにとの思いから平成18年4月に「クレア焼山クリニック」を平成23年4月に「広島ベイクリニック」を開院させていただきました。
透析治療を含め腎不全の治療は時間がかかります。長いお付き合いにもなります。だからこそ患者さまのご希望に出来るだけ添えるよう、新しい医療技術、医療機器を使いながら、最善の治療法を医師と医療スタッフが分かりやすく説明することで、気軽になんでも相談できる関係を築いていきたいと考えております。
初代院長である高杉敬久の「S・M・I・L・E スマイルの心」を理念に、患者さまが心地よく過ごして頂けるようにスタッフ教育にも力を入れ、患者さまと誠実に向き合ってまいります。

新たに泌尿器科も開設いたしております

泌尿器科ってどんなところだろう?皆さまの泌尿器科のイメージっていかがですか?
「恥ずかしいところ」「痛いことをするところ」「人に言えない」「性病?」・・・このような印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
泌尿器科とは尿を作るところ(腎臓)、尿を出すところ(膀胱・尿道)、男性の生殖器(前立腺・精巣・陰茎)などを扱う診療科で、あらゆる尿に関する悩み(尿が近い、夜中にトイレに起きる、尿が出にくい、尿が漏れる、尿をして痛い、尿の我慢がきかない、尿に血が混じるなど)に対応します。場合によっては陰部を拝見させて頂くこともありますが、ほとんどの場合、尿検査や超音波検査などの「痛くない」「恥ずかしくない」検査で診断がつきます。排尿に関するお悩みがあれば、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

顧問

賴岡 德在(よりおか のりあき)

広島腎臓機構代表
出身大学
広島大学 医学部(1972年卒)
資格等
医学博士(1981年)
前 広島大学 医学部 教授
日本内科学会 認定内科医
日本腎臓学会 腎臓専門医・指導医
日本透析医学会 透析専門医・指導医
日本アファレシス学会 専門医

常勤医師

松原 誠(まつばら まこと)

  • ・広島大学病院 腎臓内科
  • ・日本内科学会認定内科医
  • ・日本腎臓学会腎臓専門医
  • ・日本透析医学会透析専門医

宮迫 貴正(みやさこ きしょう)

  • ・広島大学病院 腎臓内科
  • ・日本内科学会認定内科医
  • ・日本腎臓学会腎臓専門医
  • ・日本透析医学会透析専門医

吉本 幸司(よしもと こうじ)

  • ・広島大学病院 腎臓内科
  • ・日本内科学会認定内科医

非常勤医師

  • 髙橋 俊介
  • 佐々木 健介
  • 石内 直樹
  • 卜部 麻子
  • 小園 祥平
  • 玉井 里奈
  • 高杉 和子