年頭所感-2014

年頭所感 26 ,1,1

新年明けましておめでとうございます。
アベノミックスは不況の突破口となり、デフレで身動きができなかった日本に明るい兆しが見えてきました。さらにオリンピックの東京開催は日本経済回復の大きな期待の追い風となり、株価に反映され大企業の収益回復につながっていますが、しかし一般国民の懐に反映されることはいまだ遠く、まだかと期待されるばかりです。
一方で団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けて、社会保障制度の効率化は致し方なしと納得はしても、収入の目減りとともに将来の生活保障の不安が増すばかりです。消費税のアップの国民の不安をよそに、都知事の不祥事と首相の靖国参拝は、行政を預かるトップの意識の甘さと批判は当然のことと思います。
しかし地域包括ケアは国の施策として大きなギアチェンジをしました。少子高齢化はさらに進行、看取りもできない地域の出現に対応すべく、大都市周辺をターゲットに医療・介護を融合し,その効率化と削減を図ろうとしています。医療の在り方、病院の役割、そして地域住民の意識改革を求めているのです。県・市行政は国の方針として、いろいろな場面での制限を迫ってくると思われます。医療受難の時代の到来をどう乗り切るか?難題が次々と出てくるでしょう。
心の通うあう医療を行うことと腎不全とともに歩むことが我々の誓いです。本年もよろしくお願いいたします。

  平成26年1月1日 博愛クリニック理事長 高杉敬久