年頭所感

新年明けましておめでとうございます。

少子高齢化の進む日本は、さまざまな改革が進められています。しかし医療・福祉には必ずしも明るい未来を約束するものは見られず、辛いことばかりが予想されます。若者だけに負担をしいることはできないとの理由で、高齢者や障害者には厳しい方針が次々と実行されるでしょう。また医療を提供する側にも、これまで以上に高い質と効率を要求されることになるでしょう。

さらに、今年度から始まる療養病床再編は、”急性期以外は病院医療ではない”と、診療報酬の面で厳しく制限するものです。またこれは、介護保険での老人病院は、”医療提供施設ではない”として、病院群からの撤退を求めているのです。

これらの影響は、腎不全を専門としている博愛病院の医療にも大きな影響を及ぼしてきます。しかしスマイルグループは、患者さんを守るため、皆で工夫を重ねて、この難局に立ち向かわねばなりません。

一方で、地球温暖化現象は、ノロウィルスに代表される感染性胃腸炎の年末の大流行、またインフルエンザの流行、さらに予兆として噂される新型インフルエンザなど新たな病気の出現にも関係があると想像されます。

医療は常に時代の要請に応えることが使命であり、大きな流れにもてあそばされることなく、足もとを固めながら、力を合わせてスマイルの精神である”心の通い合う医療”を守ることを、新年の誓いといたします。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

平成19年1月1日
医療法人社団スマイル博愛病院 理事長・院長 高杉敬久