年頭所感 2019

年頭所感 2019

新年あけましておめでとうございます。

2018年は今年の漢字で『災』が選ばれたように猛暑や台風、地震など多くの災害に見舞われた一年でした。特に7月の豪雨災害では広島県、とりわけ呉市周辺では多くの被害を受けました。発災からほぼ半年が過ぎようとしておりますが、表面的には徐々に被災前の生活に戻りつつありますが、依然として被災した住居等が復旧されていない地域もあり、被災された方達の心のケアもようやく進み始めたといった段階です。患者さんにも被害を受けられた方が多く、心よりお見舞い申し上げます。なお現在も保健師の戸別訪問は継続されておりますが、復興まではやはり年単位の期間が必要であると改めて痛感しております。これまでは災害といえば地震や津波といった大規模災害を念頭においていましたが、昨年の豪雨災害は様々な規模の災害が多発したような状況であり、これまでの対策のみでは対応しづらいものではあったと思います。呉市の地理的な状況から考えると、今後も同様の災害が起きる可能性は十分にあり、今回の経験を生かした新たな対応を検討することが必要となると思っております。

特に透析医療は通院の可否が生命に直結しており、災害対策は急務であると考えております。行政や保健所、医師会、公的病院との連携も含めつつ、災害に強い医療体制を築いてゆければと思っております。

今後もより良いスマイルグループを目指して精進して参ります。

最後になりますが、今年が皆様にとって素晴らしい一年となりますよう、心より祈念しております。

平成31年元旦
博愛クリニック 理事長・院長
高杉 啓一郎